• Abhilabo Diary

    post on coming Programs, about past events.....

  • アビナヤラボ 〜Abhinaya Labo

    アビナヤラボでは、南インド古典劇クーリヤッタムや南インドの太鼓の公演、教育などを行なっています

    Performance of "Kutiyattam" Indian Classical Theatre and Study on South Indian Percussions

    伝えること、伝えないこと

     
    人から人へ直接手渡さないと伝わらないことがある
    かけがえのない先人の智慧
    その智慧に息を吹き込み、ほかの誰かへと伝えていく
     
    長い伝承をもつ芸能には、型や決まり事がたくさんあります。
    それらは先人たちの日々の探究、試行錯誤などから生まれた知恵の宝庫です。人類の大切な宝物。
    人から人へ伝承されることで、その知恵は活きた力となります。
    最初のうちは堅苦しくて意味も分からず、決まり事だらけで居心地が悪かったのに、型にはまることに慣れてくると意外なことが見えてくることがあります。
    小さな想像力を超えた、力強く自由なイメージの広がり。
     
    インドで古典芸能を学びながら、素晴らしい俳優、踊り手、音楽家たちと出会う機会に恵まれました。
    様々な人達から、少しずつ生きる知恵や芸の秘密を分けてもらってきました。
    分けてもらった宝物は、歳月をかけて、身体の中で、心の中で熟成して、私にも馴染んできます。
    その宝物は、今度は私から誰かに手渡していきたい。
    その先に、どんな稔りがあるのだろう。
     
    アビナヤラボ主宰 入野智江ターラ
    AbhinayaLabo Director Tomoe Tara Irino

     

     

  • 南インド芸能クラス〜教室案内

    ムドラと呼ばれる
    手の形を使って
    言葉を紡いでいくこと
    こころの揺れ動きを映し出す
    目や顔の表情
    身体、心、呼吸の関係など
    先人たちが
    千年以上の歳月をかけ探求し
    積み上げてきた表現方法は
    私たちが本来持っている
    無限の可能性を感じさせてくれる
    ことでしょう
    舞踊家、俳優,音楽家等の
    演技力、表現力を深めるためにも
    おすすめです
     

    場所 : NPO法人 JML音楽研究所
    (京王線明大前駅、井の頭線東松原駅、小田急線梅ヶ丘駅から徒歩)
    受講料: 12,000円/4回
    入会金: 1,000円
    講師 : 入野智江ターラ

    基礎から学ぶ

    インド古典劇クラス

     

    伝統的なメソッドにしたがって、じっくりインド古典劇を学びます
    基本姿勢や足運び、手の形(ムドラ)、目や顔の表情、サンスクリット語の詩の詠唱など様々な演技の要素を、劇の台本に沿って身につけていきます

    インド古典劇をしっかりと理解したい方におすすめです

    1クラス一時間くらい
    スケジュールも一人ひとりの都合に合わせて予定を組むことができ、希望に沿ってクラスを進めていきます

    見学もできますので、お問い合わせください

    ムドラ研究会 毎月1回
    原則的に第3月曜日

     

    インドの芸能に特徴的なムドラを使った表現を身につけるためのグループレッスンです
    (現在ラーマーヤナ物語を練習しています)
    顔のウォーミングアップからはじめて、ムドラで文を表現する方法、視線の使い方などを練習します
    言葉の意味を、自分の身体を通して見える形にしていくことを、共に学びます

    1回のみ参加も可能

    原則的に毎月第3月曜日 19:15-21:00
    受講料:2500円/1回

    南インドの
    パーカッション
    Drums from South India

     

    南インドのリズム、ドラミング大好き
    ケーララならではのビートの楽しさを
    体感してみませんか?

    ケーララの太鼓「ミラーヴ」「イダッキャ」を学べるのは、日本でここだけ!!

    南インド古典音楽のメインパーカッション
    「ムリダンガム」も学べます

    体験クラス、随時受けつけています
  • Kutiyatam, Sanskrit Theatre from Kerala, South Inia

    南インドの古典劇「クーリヤッタム」

    クーリヤッタムとは?

    クーリヤッタムはインドを代表する古典演劇です。2001年にユネスコの世界無形文化伝承のリストに登録、2008年に正式にユネスコ世界無形文化遺産に制定されました。
    インド南西部に位置するケーララ州で、ヒンドゥー寺院のために働くコミュミティの特定の家系の人々によって、代々伝承されてきたものです。千年以上の伝統を持ち、現存する世界最古のサンスクリット演劇です。(注1)
    サンスクリット語の戯曲を基にして上演される演劇で、役者はそれぞれの場面の状況に合った節回しにのせて、台詞や詩を詠います。(注2)

    確固とした様式性を持ち、限られた舞台空間の中で演じられ、舞台装置はほとんど使いません。人間のイマジネーションを最大限に活かすような知恵に満ちた演劇です。

    男性役は男性が、女性役は女性が演じます。

     

    注1:昔はインド各地でサンスクリット劇が上演されていたといわれているが、現在上演形態として残っているのはケーララのクーリヤッタムのみ。一説にはその起源を二千年以上遡ることができ、10世紀には今に近い形で上演されていたという。
    伝統的には、チャーキャール(Chakyar)という階級から男優、ナンギャール(Nangiar)という階級から女優になり、ナンギャールの家の男性であるナンビャール(Nambiar)が伴奏打楽器や化粧などを担ってきた。
    注2:20種以上ある節回しは、インドで古くから受け継がれているヴェーダ経典(Veda)の唱え方から影響を受けているといわれる。



    クーリヤッタムは、ケーララ各地のヒンドゥー寺院内にあった専用劇場クータンバラム(Koothambalam)で寺院の定例行事として上演されていました。
    1960年代に公立の芸術学校ケーララ・カラーマンダラムでクーリヤッタムのコースが設立されて以来、少しずつ伝統の家系に属さない人々にも門戸を広げるようになり、現在では寺院の外で上演される機会が多くなっています。

    言葉を使わずに身ぶりのみで演技する部分が多く、それらはケーララの言葉であるマラヤーラム語で書かれた上演台本に基づいて演じられます。
    一つ一つの言葉をムドラと呼ばれるハンドジェスチャーを使って丁寧に表わしていく事と、目と顔の表情を駆使した細やかな感情表現が特徴。
    ひとりの役者がふたり以上の役(人間ではないことも多い)を演じ分ける演技法も特徴的な手法です。

    現在では、「アマヌール・チャーチュ・チャーキャール・スマーラカ・グルクラム」や「ナタナカイラリ」をはじめとする大小の機関で、定期的なクーリヤッタム上演や後進の指導に力を入れています。

    化粧について

    化粧や着付けを行う楽屋では、まずオイルランプが灯される。役者はランプの火に見守られる中で,祈りとともに赤い紐を頭に巻き、化粧を始める。
    化粧の色やデザインは、役の性質によって決まっている。
    男役では、例えば緑色は王などの英雄的な人物、赤色は荒々しく激しやすい性質を表す。眼の下には太く黒いラインを描き、眼の表情を強調する。また、顎のラインに沿って紙を起てるようにつけて、顔の表情をより強調することも多い。
    女役とナンギャールクートゥのメイクは同じで、一種類。少し橙色がかったクリーム色の地に眼のラインをはっきりと描く。
    メイクに使う色は顔料や藍、オイルを燃やして得る煤など天然の物を使っている。また眼の中にチュンダ(chunda)とよばれる花の雌しべの基の部分を入れて白目を赤く染める。

    伴奏の音楽について

    ミラーヴ(Mizhavu):銅製の壷に皮を張った太鼓。クーリヤッタム、ナンギャールクートゥ、チャーキヤールクートゥのための伴奏楽器である。素手で上から叩きおろすようにダイナミックに演奏する。壷型の胴からうまれる倍音豊かな響きは、他に類を見ない。通常2台で演奏し、1台が拍子を保ち、もう1台が演技に合わせて即興的に演奏し、劇を盛り上げる。

    イダッキャ(Edakkya):もともとは寺院で神に捧げる歌の伴奏として使われる楽器で、聖なる楽器と呼ばれる。日本の鼓に似た形状だが、肩からつるして右手に持った一本のばちで叩くスタイルである。皮を締めている紐と肩から吊っている紐が繋がっているので、胴を上下することによって音程を変えることができる。旋律を演奏することのできる数少ない打楽器のひとつ。

    ターラム(Thalam):小型のシンバル。色々な大きさのものがあるが、クーリヤッタムで使われるのは、小さなタイプである。拍子を刻む役割。

    シャンク(Sanku):ほら貝。劇の始まりや神々の登場する場面で使われる。

    クーリヤッタム上演風景

    演技とミラーヴ、イダッキャの息のあったパフォーマンス

  • NangiarKoothu

    「ナンギャールクートゥ」は、広い意味でクーリヤッタムに属する演劇のひとつですが、女優の演じる1人芝居で、「クーリヤッタム」の演技方法を用いたマイム劇のようなものです。
    演じ手は身ぶりをたくさん使い、一つ一つの言葉をムドラと呼ばれるハンドジェスチャーによって丁寧に表わしたり、目や顔の表情を駆使した感情表現が特徴です。クーリヤッタムのように役者が発声する事はなく、マイム的な演技で、ひとりでいくつもの役(人間でないこともあります)を演じ分けながら、神話物語を描いていきます。

    2009 インドでの公演 恋に落ちる場面

    ケーララ州イリンジャラクダにて

    カーリヤ竜を退治するクリシュナ

    Usha Nangiar

    Venue : Rangapeetom,Katampazhipuram
    Mizhavu:VKK Hariharan,Kalamandalam Rajeev
    Edakka:Kalanilayam Kaladharan
    Thalam:Athira

  • Drums from South India

    南インドのいろいろな太鼓たち

    ミラーヴ

    MIZHAVU

    「ミラーヴ」はクーリヤッタムに欠かせない伴奏打楽器です。

    聖なる楽器(DevaVadya)呼ばれ、人間が作ったものではなく、自ら自然に生まれでた楽器とされています。

    クーリヤッタムを上演するにあたって、最初にこの太鼓が鳴り響くと、開演の知らせとなり、劇を観るために、天界、地上,地下界から様々なものたちが集まってくるといわれています。

    壷の形をした大きな胴は銅製です。昔は陶器製で、寺院の中に置かれ、外に運ぶことがありませんでしたが,近代になり寺院の外でも公演されるようになって、銅製になりました。
    直径20cm程度の壷の口の部分に、牛皮を張り、素手でたたきます。
    演劇の伴奏のために発達した楽器で、繊細な感情の機微を表すことも、非常に荒々しい強さを表すこともできる楽器です。
    近年ではミラーヴを使った太鼓だけの合奏も盛んになっています。

     

    イダッキャ

    EDAKKA

    「イダッキャ」は旋律を奏でることのできるユニークな太鼓です。
    日本の小鼓のような形をしていますが、肩から吊るして右手に持ったバチでたたきます。
    2枚の皮を張っている紐と肩から吊るす紐が連動するようになっていて、左手で胴を上下させることで音程を変化させます。
    また、胴の口の部分にはヤシからとった繊維が両面とも2本ずつ張られていて、それがさわりとなり、「じりり」という独特の響きが生まれます。

    聖なる楽器(DevaVadya)と呼ばれ、寺院の中で儀礼のときには、この太鼓を演奏しながら歌を歌います。 「ソーパーナ・サンギータ」と呼ばれる、ケーララ独特の声楽はこの歌から来ています。

    チェンダ

    CHENDA

    ケーララの太鼓の代表格「チェンダ」

    シリンダー型の太鼓で強く張られた皮をバチ、あるいは素手でたたきます。
    ケーララのヒンドゥ寺院で行われる祭礼では、この太鼓が入った合奏が何時間にも渡って繰り広げられます。
    舞踊劇「カタカリ」、儀礼芸能「テイヤム」「ムディイェットゥ」などでも活躍します。

    マッダラム

    MADDALAM

    「マッダラム」は重量級の両面太鼓です。
    祭礼のときなどには、20kg以上もあるこの太鼓を腰に縛りつけて、何時間にも渡って演奏します。
    舞踊劇「カタカリ」でも活躍します。
     

    ムリダンガム

    MRiDANGAM

    「ムリダンガム」は「カルナータカ音楽」と呼ばれる南インドの古典音楽の主要打楽器です。
    木の細長い胴の両側に皮を張ってあり、右手側の皮には黒いペーストが貼付けられていて、音程がはっきり出せるようになっています。
    さまざまな音色を使い分けて、複雑なリズムを織りなしながら,歌や楽器の奏でる旋律を支えます。
    ガンジーラ、ガタム(素焼きの壷)、モールシン(口琴)などとのパーカッション合奏も聴き応えがあります。

  • send us your message

    パフォーマンスや講演のご依頼や、質問などございましたら

    こちらからメッセージをお送りください

    All Posts
    ×